日本最大の湖・琵琶湖は、長い歴史の中で多くの固有種や在来生物を育んできた、かけがえのない水域です。一方で、ブラックバスやブルーギルなどの外来魚は、在来魚や水生昆虫を捕食し、湖岸の生態系や地域の漁業に深刻な影響を与えてきました。
外来魚バスターズは、こうした状況に向き合うため、2001年に結成された市民ボランティア団体です。私たちは、釣りによる駆除の可能性を現場で検証しながら、活エビを用いた独自の「バスターズ釣法」を確立し、季節を問わず琵琶湖での駆除活動を継続してきました。
活動は、魚を取り除くだけでなく、記録を残すことも重視しています。活動日ごとの個体数・重量・サイズ・写真・観察メモを蓄積し、大学や研究機関との連携によるDNA鑑定調査などを通じて、外来魚問題の実態を明らかにしてきました。
これまでの活動回数は1,614回、駆除量は35トンを超えました。重点的に駆除を続けた場所では、スジエビやタナゴ、オイカワ、フナなどの在来生物が再び確認されることもあります。本サイトは、琵琶湖の自然を次の世代へ引き継ぐために、市民が現場で積み重ねてきた活動の記録です。