外来魚問題は、我が国の生物多様性に対する重大な脅威です。私たちはこの問題を、単なる生物学的な観点のみならず、「儲けること」や「個人の楽しみ」のために自然を犠牲にしても良いとする、歪んだ価値観に対する社会的な戦いであると位置づけています。
日本人が古来より大切にしてきた「自然への感謝と恐れ」を取り戻すため、私たちは単に魚を釣り上げるだけでなく、駆除という実践を通して、この問題の本質を問い続けています。
エビ撒き釣りにより、50cm級のブラックバスが次々と釣り上げられました。夏場であっても、水深のあるポイントを的確に攻めることで、高い駆除効果を上げることができます。
琵琶湖は深刻な渇水状態にあり、ポイントの選定に難航しましたが、それでも着実に駆除を重ねました。
安曇川と海津の2箇所で活動。猛暑が過ぎ、秋の気配が漂い始めました。この日は外来種のアカミミガメも駆除されました。
近江高島での活動中、釣り上げようとしている25cm級のバスを、さらに巨大な50cm級が襲うという共食いの光景を何度も目にしました。餌となる在来生物が激減している証拠と言えるでしょう。
一年を通して肌で感じるのは、外来魚の異常な繁殖力と生命力です。私たちはこれからも、市民の立場から琵琶湖の環境を守るための実動を続けてまいります。