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12月に入り、今年の駆除も終盤を迎えました。道中、気温は2℃といよいよ寒い季節となりました。そして、今日は年間目標駆除量3トンまで、あと30キロあまりと迫っています。ちなみに今日は赤穂浪士の討ち入りの日でもあります。今回の定例駆除で3トン駆除達成を決めるべく、まだ薄暗い湖岸へと向かいます。
前日からの冷え込みで外来魚の活性が低いことが予想されます。夜明けと共に駆除を開始しますが、小雨と強い風に見舞われます。時折、小雪もまじり厳しいコンディションです。
このような日は、バスは障害物の陰で身を潜めています。防寒着で身を固めつつ、船の下を狙うと、やや活性は低いもののいつものように小型のバスが釣りあがってきます。昨年に比べると全体的なサイズは小さくなっていますが、数は相当なものです。冬場は特に条件のよいところに集まってくるようです。今日は3トン駆除の達成を控えているので、とにかく片っ端から釣らねばなりません。
毎年見られる光景ですが、今日のように気温の大変低い日でもバスの食い気は衰えることを知りません。今日も一度に二本針の両方に食いついてきた小バスがいました。オオクチバス属にはフロリダバスなどかなり温暖な地域の種も含まれますが、駆除をしていて強く感じるのは、バスは極めて耐寒性が強いということです。これは夏場に活性が高く暑さに強いブルーギルとは正反対の特徴といえます。ただし、いかにバスの耐寒性が強いといっても、さすがにバサーのルアーを積極的に追うことはありません。今日もこの天候にも関わらず多くのバサーが訪れていましたが、やはり誰も釣れている様子ではありませんでした。バスターズは季節を問わず駆除活動を行っていますが、これはとりもなおさずバス・ギルにはいわばオフシーズンがないことを示しています。この生命力に、国内でこれほどまでに広がった理由を見ることができます。しかし、逆にいえば、この極めて食い意地の張った性質を利用すれば、一年中駆除が可能であるともいえます。あとは、最大の天敵である人間がどう迎え撃つか、まさに外来魚との根くらべともいえるでしょう。
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