11月23日(金) 今日は午前中に仕事を済ませ、午後からの駆除に成ります。午後1時に京都を出発して、琵琶湖に向かいます。今回は前回11月18日のバスターズ駆除釣行の時に余った餌のシラサエビを、自宅で生かして見ました。寒く成って来たので、シラサエビはエアーポンプを着けて、水を換えてやるだけで十分生きていました。
まずは湖西の北湖を見て廻ります。祝日と有って何処も釣り人が多いです。鮒や鯉を釣る人も居ますが、多くはバサーです。その後琵琶湖大橋を渡り東岸に廻ると、とたんに釣り人が少なく成ります。今日は東岸の北湖で竿を出します。
東岸を北上し、湖岸を見て廻る。この時期ポイント選びは難しいですが、水深が有って障害物の有る場所を探し出し、竿を出す事にする。
結局ポイントを決めて、撒き餌を始めたのは午後3時だった。タックルは何時ものように磯竿5.0m1.5号、ハリス1.5号、チヌ針2号の仕掛けです。
水深を測り、シラサエビの餌を付けての1投目...当たり無く...次に誘いを掛けると手元にコツン!と言う当り、すかさず合わせるとグリングリンと言う手応え、小型なので一気に抜き上げると20cm程のバスだった。
バスは底から少し浮いて居るようだ...。少し浮き下を短くしての2投目、仕掛けがなじむとすぐにウキがジワジワと沈み始める...バシィィ!...グリングリン!でバスが釣れて来る。同じようなサイズである。
3投目も良く似たサイズのバスだった。このポイントは水通しの良い分バスのポイントのようである。すかさず撒き餌を打ち、仕掛けを投入すると、4投目も5投目もバスだった。型は小ぶりだが入れ食いモードに成って来た。
エビ撒き釣りの場合、
このように中小型が入れ食いに成ると、大型は余り出ない物だ。それにしてもブルーギルが釣れない...。バスはその後も休み無く釣れ続け、1時間後にはバッカンにかなりの数が入っている。何とも忙しい釣に成って来た。
次にやや遠目を責めてみる...すかさずウキが消し込まれる...ズシ!ドシャバシャ!でやや型のましなバスが釣れて来る。サイズは30cmを少し切れる辺りだろうか・・・。
ここまでで釣れたのは大半がブラックバスで、ブルーギルは僅かに2尾の少なさです。
ここでエビの尾を切って剥き身にします。ブルーギルがどの程度居るのかのテストと、マブナ・コイなどの在来種への期待も有ります。当りが出ないので少し誘いを加えると、ウキが消し込まれます。釣れて来たのは12〜13cmの子バスです。(苦笑)次も子バスです。
午後4時半を回るとやや薄暗く成ります。この頃から20cm前後のブルーギルが釣れ始めます。バスも混じって入れ食いが続きますが、時間が経つにつれてウキが見え難く成ります。午後5時にはウキがほとんど見えなく成って来たので、切良く釣りを打ち切る事にしました。
今日の駆除釣果は2時間でバス28.2cm以下44尾。ブルーギル20.3cm以下17尾でした。計61尾、4.4kgでした。
今回は1本釣りのエビ撒き釣りですが、約2分に1尾の割合で釣れています。バスを対象に入れた場合、①仕掛け投入から当りの出る時間。②魚を掛けてから取り込む時間。③針を外す時間。④撒き餌を打つ時間。これら4段階の動作を素早くやっても、やはり今回の様に2分は掛ります。つまり1時間に30尾が限界と言う所です。
しかしブルーギルの場合はサビキを改良した仕掛けの場合(NO9の「外来魚粉砕釣法ブルーギル編」参考)一度に2尾、3尾釣る事が可能です。またバスよりは警戒心が薄いので、テンポも速く釣る事が十分可能です。
私の経験ではバスの釣りによる駆除の場合、釣りのベテラン4人ぐらいで、一つのポイントを攻略するのが効率的です。もちろんベテランの人数が多ければ、複数のポイントを攻めれば良い事は言うまでも有りません。ただ如何に良いポイントでエビを撒いてバスを寄せても、釣れるポイントと言う物は、そう広い物では有りません。やはり竿を振る上で人数の限界が有ると思います。
ブルーギルはポイントに撒き餌が効けば、貪欲に集まって来ますので、釣りの経験に余り関係無く、人海戦術が有効と思います。寒い季節は撒き餌が無くても、固まっているポイントさえ見つければ、かなりの釣果が期待出来ます。人の手が多い方が良い結果が出ます。
この後私は自宅に帰り、この外来魚の一部を解剖して見ました。11月18日の駆除におけるブルーギルの解剖結果と合わせて記載します。
【11月18日の駆除におけるブルーギルの解剖結果】
◎捕獲場所:南湖堅田湖岸
①ギル全長23.4cm→胃の中にはスジエビ2匹(これは新しいので我々の撒き餌と思います)腸の中は特に無し。
②ギル22.7cm→胃にはスジエビ1匹。腸内の1匹は消化されて頭だけ。腸のエビは我々の撒き餌では無いと思います。その他腸の中には藻のような植物質の物が沢山有ります。
③ギル22.2cm→胃にはスジエビ1匹。これは撒き餌と思います。何と更に輪ゴムが入って居ました。腸の中には特に無し。
④ギル20.3cm→胃の中は何も無し。腸には昆虫のような消化物が2つ有りますが、正体不明。
今回は20cm以上の物、4尾を解剖しました。
【今回23日のブラックバス・ブルーギルの解剖結果】
◎捕獲場所:琵琶湖東岸、守山より北へ約3キロの湖岸。
①ギル20.2cm→胃には4ミリから5ミリ程のシジミのような貝殻が4枚。腸には藻類がビッシリ入って居ました。
②ギル18.8cm→胃にはスジエビ4匹(これは全て新しいので、私の撒き餌と思われます)腸には藻類が肛門までビッシリ入って居ました。
③ギル17.7cm→胃にはスジエビ1匹(これも撒き餌と思います)腸には2種類の藻類が入って居ました。その内の1種類はギルの解剖では、余り見かけない縦に繊維が走った水草状の物でした。
④ギル14.6cm→胃にはスジエビ1匹(これも撒き餌と思います)更に紅い色の藻が入って居ました。腸には③のギルと同じ藻類が入って居ました。
ここのギルは堅田のギルと違い、4尾全てが藻類を沢山食べていました。
①バス→28.8cm胃にはスジエビ1尾(これは撒き餌と思われます)その他特に無し。
②バス→23.1cmスジエビ2尾。内1尾は消化が進んで、赤い色をしていました。赤い色の物は当然撒き餌では有りません。その他特に無し。
③バス→18.8cmスジエビ1匹。これは撒き餌と思います。その他特に無し。
④バス→17.7cmこのバスは胃にも腸にも何も確認出来ませんでした。
今回の解剖結果では、ブルーギルの食べている藻類を特定出来ませんでした。これは私の勉強不足による物です。今後は研究者に相談し、特定出来るようにしたいと思います。